発達障害と生きる【その3】 相談とか誰にすればいいの?
うちの子、何かおかしいかもと思ったらどこに相談すればいいのか。
東京なら住んでる区、市の保健センターに相談すればいいそうです。(隣にいる妻に聞きながら書いてます)
例えば練馬区なら「こども発達支援センター」という場所があります。
こういう場所でまず相談し、面談などがあって、医師の診断を受けるという流れになるのだと思います。
そして、発達障害だとわかった後は、何をすればいいのか。
療育です。
治らないとしても、改善はします。
一番良くないと言われているのが、二次障害です。
適切な向き合い方をしなければ、更に悪化していくのです。
それでは、療育とは何をすればいいのでしょうか。簡単ではありますが、自分たちが知っていることを紹介します。
①療育施設に通う
障害を持つ子どもたちの社会性や運動能力または知能を伸ばすため、専門家が指導してくれる施設がありますのでいくつか紹介します。
民間だったりNPO法人だったり、専門も方法もそれぞれ違うので、それぞれ子どもに合いそうな場所を見つけるしかありません。
・うめだ・あけぼの学園|東京都足立区のこども発達支援センター
・御茶ノ水発達センターとは ||御茶ノ水発達センター || 発達障害児(自閉症など)の療育・相談を行なう御茶ノ水発達センターを運営しています
・学習塾&幼児教室[Leaf]|一人ひとりにあった教育・個別指導をご提供します
・発達支援研究所スプラウト | 今を整え明日を育む - 発達支援研究所スプラウト | 東京都 練馬区 療育 発達障害
②病院に通う
発達障害を専門にしている病院もあります。
最終的には診断して薬を出してくれるだけかもしれませんが、かかりつけの病院はあった方がいいと思います。
とりあえず自分たちが行ったり話を聞いたことがある病院を紹介します。
・渋谷宮益坂にある児童精神科、精神科、心療内科のクリニック 橋本クリニック
・どんぐり発達クリニック|発達障害|東京都世田谷区 千歳烏山
③家庭療育をする
病院に行き、発達障害と診断され、療育施設に通って、それで治るというものではありません。
「障害をなくす」のではなく「特性と上手な付き合い方を見つける」ということが必要になっていきます。
これは療育とは違いますが、こういうことをすれば子どもにとっていいですよってことを親も学ばなければいけません。
・気が散りやすいから、勉強する時は周りにモノを置かない
・その日の予定をボードに書いておく
・区切りをつけるのが難しいので、タイマーを使って時間がきたことを伝える
などなど、親としてはそういうことをしていけば、日常生活がスムーズになっていきますということです。
それ以外に、本人の能力が上がると考えられている家庭でできることもあります。
感覚統合やビジョントレーニング、読み聞かせなどです。
感覚統合
色々な刺激が脳に入ってきてもちゃんと整理されないので発達に障害が出るという考えのもと、身体を動かして脳の状態を整えるというものです。
例えば、トランポリンを飛ばせた後に指示をすると通りやすくなるということです。
長男が幼稚園の頃、幼稚園に行く途中に公園があったので、寄ってブランコをしてから行ったりしていました。
一時的にも効くし、それが継続することで自身の状態が良くなっていくということです。
以前、うめだ・あけぼの学園の木村順先生の講演を聴きにいったことがありまして、それ以来、できるだけ身体を使わせるためにアスレチックによく行くようになりました。
発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう1 (健康ライブラリー)
- 作者: 木村順
- 出版社/メーカー: 講談社
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感覚統合の説明↓
感覚統合療法|リハビリテーション科|診療科・部門のご紹介|奈良県総合リハビリテーションセンター
ビジョントレーニング
学習障害(LD)の子は、眼球の動きが弱いことが原因のひとつと言われているようです。眼球の動きをトレーニングするのがビジョントレーニングです。
今、下の子が眼球運動が弱いと言われていまして、ここで検査してくださいと言われています。
読み聞かせ
絵本の読み聞かせは発達障害関係なく良いと言われていますよね。
我が家では、絵本とアスレチックはやってきたと思います。あと、トランポリンも買いました。
たぶん、療育って劇的に改善するってことではなく、じわりじわりとやらないよりやった方がいい程度に効いてる感じだと思います。
しかも、ゼロをプラスにするのではなく、マイナスがゼロになるような、普通の子なら当たり前にすることができるようになるという感じなので、いまいち実感としてないんですよね。。
でも、発達障害の子たちは、マイナスの特性だけでなく、人とは違うプラスの特性も持っています。
これまでは、マイナスを改善する話しかしてませんが、今度はプラスに目を向けた文章が書きたいなと思っています。
それではまた。