そもそも不登校ってなんでダメなんだろうって話
息子の不登校の話です。
昨年末から学校に行かなくなり、担任、校長と話し合ったりしましたが、とりあえず学年が変わるタイミングで行くように頑張りますという状態です。
行かない理由は色々あるんだろうけど、そのいくつかは勉強がわからない、つまらない、何人かにイジメられるということらしい。
親としては学校に行ってほしいと思っているのだが、そもそも何で学校に行ってほしいんだろうかと自問自答してみた。
学校に行って欲しい理由
安心したいから
周りの子たちとどんどん差が開いて取り返しがつかなくなるんじゃないか。
そして、もしかしてこのまま何十年も引きこもりになるんじゃないだろうか。。
自主性に任せるなんていうのは、甘やかしてるだけじゃないのか!?
勉強をさせる
勉強って嫌々でもしないと身につかないものでしょ。
授業がなければ学ばないし、テストがなければ必死にならないものだし。
嫌いで結構。
わからないことをわからないままにしておくと、もう二度と勉強についていけないぞ!
社会性を育む
学校は友達を作る場所だ、というのもあるが、嫌いなやつとの付き合い方を学ぶ場でもある。
好き嫌いどちらも、自分と他者との距離感を学んでいくためには集団社会に属してないとできない。
社会に出たら、嫌なやつはたくさんいるから、今から訓練しておかないと!
なんと魅力のない理由たち。。
これでは子どもを説得はできないよね。。
自分はというと、小中高と普通に行きましたけど、大学では見事にドロップアウト。
家で映画ばかり見るだらしない生活を続け、その時期があるからこそ今があるなんて開き直ってる始末。
そんな親が子どもに何と言えるのか。
ただ、仕事をしてみてわかったことがある。
自分の「好き」だけでは世界は広がらないってこと。
仕事で仕方なく覚えたことが後で役に立ち、新しいことができるようになったとか。
締め切りがあるから、徹夜してでもギリギリの状況で仕事に向き合い自分の能力と限界を知ることができたとか。
今見えてる景色が世界のすべてじゃないってことを知って欲しい。
でも逆に、学校に行くこともすべてじゃないから、イジメで死ぬくらいなら行かない方がいい。
ものすごく都合がいいこというと、学校行かないで自分で図書館行って図鑑とか読み漁ったり、一日中サッカーしてたり、学校行くよりすごいことしてたら
「ま、学校がすべてじゃないしな」
なんて言っちゃうんだろうな。
ほんと、親って勝手だよね。
結局、自分が理解できることしか理解しようとしないし、自分が安心できるようなことを子どもに求めてしまうんだなと反省。