頭痛と肩こりに効く全然エロくない電マの使い方
仕事はデスクワーク、慢性的な運動不足、不規則な生活、子どもを抱っこなど様々な原因により頭痛と肩凝り、腰痛に悩んできた。
以前、通っていた鍼灸院があった。
その先生は触っただけでどこに問題があるかわかってくれた。
完全にお任せできて、施術してもらった後は身体の力が抜けて本当にスッキリしたものだ。
その鍼灸院に通って気付いたことがある。
先生に、「肩がこってる」と言っても鍼を肩ではなくて頭に刺すのだ。
「腰が痛い」と言っても腰よりもお尻に刺す。
最初、間違いじゃないの?と思ったが、結果的に効いた。
痛い所と原因の場所は違う―
そのことを知った。
さらに鍼とは別に手で頭のマッサージをしてくれる。
頭蓋骨の歪みを治すような感じだ。
それがまた効く。
肩凝りには頭のマッサージが効くのだ。
話を続ける前に電マの話をしたい。
いつからだろう、電マが恥ずかしい存在になったのは。
昔はおじいちゃんおばあちゃんの家に無造作に置かれていた。
老人は肩が凝る。
小さい私はそう信じて疑わず、バスクリンやサロンパスと同じ位置付けの存在でしかなかった。
しかし、大人になってから久しぶりに再会した電マには、大きな付加価値が付いていたのである。
性具
もし、一人暮らしの女の子に家に行った時に、無造作に置かれた電マを見つけたら―
「そっか、肩こりやすいんだね。。後で揉んであげようね。」
そんな事は1ミリも思わずに、すぐさま別の所を揉みだすだろう。
もし、友達夫婦の家に行った時に、電マにご対面してしまったら―
そっとタオルか何かで隠して、見て見ぬふりをするだろう。
親しき仲にも礼儀あり。適度な距離感は大切だ。
電マは、付加価値が本来の価値を超えて存在している稀有な装置である。
最初に電マを開発した人は、そんな使い方を考えていたのだろうか。
ヒット作は、常にお客様が見つける。
押し付けられたものに私たちは見向きもしない。
電マが本来の役割を超えたポジションに至った経緯こそ「ヒットの法則」、マーケティングの教材にして欲しいものだ。
電マとは、隠れた平成のヒット作であり、マーケティング的にも学ぶ所が多いにある。
そういうわけで、私の家にも電マがある。
しかも信じてもらえないだろうが、私はその電マを主に本来の役割で使うのである。
この記事を書いたのも、その本来の方の使い方を紹介したいからだ!(と、あえて声を大にして言いたい)
思い出して欲しい。
鍼灸院で頭のマッサージを受けて肩こりが(一時的に)解消した話を。
ここで電マを使ったマッサージを紹介しよう。
- 電マを弱すぎず、強すぎず、頭をなでるように当ててみる
- どこかに、少し痛気持ちいいポイントがあるはずなので探す
- そこが「こり」の場所なので、重点的に電マを当てる
- こめかみ、まゆげの上、耳の裏など、5分から10分ほどまんべんなく電マでマッサージする
どうでしょう、肩こりとそれに伴う頭痛が軽減されているはず。
この話を今まで色々な人にしてきたが、ほとんどの人は軽く笑って終わりだ。
でも、信じて欲しい。
様々な肩こり解消法がネットには溢れているが、これもかなり効果のある方法の一つだということを。
もし、知り合いが家に来た時に、電マを見つけられてしまったら。
すかさず電マを頭に当てて、「これ、肩こりに効くんだよね」と言えばいい。
「え?頭に当ててるのに肩こりに効く?」と半笑いで知り合いが言ったとしても、
「へ~、知らないんだ。これ、ネットの記事にあって、それで買ったんだ~」
と、このブログを紹介してくれればいい。
それこそが、WIN-WINの関係というやつだ。
ちなみに、我が家では私のPCデスクの上に目薬と共に電マが置かれている。
そう、パソコンしてたら目が疲れて肩こるよね~という位置付けだ。
しかしある時、子どもたちが電マをチ○コに当てて遊んでるのを妻が見たそうだ。
ダメ!これは大人のオモチャなの!
と言ったかどうかは定かでない。
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