子どもがゲームをしすぎると不安になって禁止しそうになるのなんでだろ~
子どもに色々とダメって言ってしまうんですが、そういえば何で?って思うことがたまにあります。
例えば、ゲームです。
確か、小学2~3年の頃にゲームウォッチが流行っていました。
DSのような手のひらサイズの携帯型ゲームで、確か誕生日におばあちゃんに買ってもらったのにすぐに液晶の部分を壊して遊べなくなった記憶があります。
そして僕が小学4~5年の頃にファミコンが登場しました。
残念なことに僕は「家の方針」という根拠のない理由で買ってもらえず、ものすごくゲームしたかった時期にできませんでした。
そのせいかどうかはわかりませんが、大人になって自由にゲームができるようになってもあまり興味がわかず、たまにやってもすぐ飽きてしまいます。
だから、ゲームに熱中するという経験があまりないので、子供のゲーム問題にどう向き合えばいいのかよくわからない所があるのです。
今、二人の息子はマインクラフトにとてもハマっていて、タブレットを使って二人でマルチプレイして一緒に遊んでいます。
それ自体は別にいいのですが、四六時中ゲームのことばかり話してて執着してるように感じると、ゲームと距離を置かせたくなってしまいます。
二人とも一度ゲームを始めるとなかなかやめられません。
タイマーをしても、声をかけても、ガン無視です。
「決められた時間を守れ」「ゲームは勉強してから」「10秒以内にやめなかったら明日させない」など、毎日のように言っているのが現状です。
でも、ふと思いました。
これがゲームじゃなくて、ほかのことだったらどうなんだろうと。
例えば、「マインクラフトで家作ってる」のではなく
「CADで家の設計し出したら?」
「色々な材料を使ってジオラマ作りだしたら?」
「木を彫って熊を作りだしたら?」
「つまようじでスカイツリー作りだしたら?」
どうなんだ・・・
応援しそう(笑)
でも、やってる本質ってあまり変わらなくないか?
マイクラで家作るのと何が違うんだろう。
遊んでるようにしか見えないから?
将来のためにならなそうだから?
ゲームだから?
子どもに、何でダメなの?って言われたら、自分の親が言ったように「家の方針」という根拠のない理由しか言えません。それはよくないですよね。。
子どもに限らず、人にとってとても大切なものって、「好奇心」「情熱」だったりしますよね。
その「好奇心」と「情熱」をよくわからない理由で潰すのって、ひどい話ですよね。
「マンガ」ばかり読んでたらダメ? 今のマンガ家、編集者たちは、膨大なマンガを読んできてるから仕事にできているのかもしれません。。
「テレビ」ばかり見ていたらダメ? テレビばかり見てて、自分も作りたいと思って子どもがテレビ局に就職したらたいていの親は喜びそうですけどね。。
「本」ばかり読んでたらダメ? これはみんなダメって言いませんね(笑)
どうして、子どもが「楽しいこと」だけしてると不安になって、「ためになること」してると安心してしまうんですかね?
本当は、熱中して没頭できることがあるってことは素晴らしいことなのに。
ほんと親の勝手ですよね。
ダメ!という時、親は親でちゃんと理由を持ってないといけないなと反省した次第です。